2006年5月4日某所ノコギリクワガタ生息調査編・採取

 

連休も半ばに入り、気温もだいぶ上がってきました。
かねてからの疑問。

ノコギリクワガタはどこで成虫になるのか?

生息域調査を兼ねた採取に行って来ました。

今回のメンバーはひろっけさん、アダさん、次期会長(小5)と私の4人です。

午前10時、集合場所に1番のりしていたのはあださんと次期会長。
2番手がσ( ̄。 ̄) オイラ。
最後に会長(ひろっけさん)が到着。
早速ポイントに向けて出発です。

で、2分後くらいにポイントの河川敷に到着。
各々採取準備に取りかかります。

今回の道具は

剣先スコップ
ツルハシ

と、到底クワガタ採取に似つかわしくない道具達です。

準備も整い、早速ノコの居そうな枯れ木を探します。
程なく良さそうな枯れ木を発見。手でむしってみると・・・

出てきました!!クワガタの幼虫。

狙いをこの木に絞り採取開始・・・・

が、これからが重労働
枯れ木の周りをひたすら掘り下げていきます。

ノコギリクワガタは「根食い」と呼ばれる種類です。
幼虫時代はきのこの生えているような朽ち木を餌とします。
で、蛹になるときは木から這い出て土の中で成虫になると言われています。

だから、ひたすら穴掘り。

ひたすら掘っています・・・・

まだまだ掘ります・・・・

成虫になれば、樹液の出ている柳などで採取できるのですが。
今回は調査目的もあり、こんな採取の仕方になってしまったわけです。

で、次期会長をのぞいた3人の平均年齢は30を軽く超えてしまいます。
肉体労働はキツイのです(T0T)

で、休憩です・・・・(;゚Д゚)ハァハァ

1mも掘り下げてから朽ち木を引っこ抜きました。
割ってみると、出てくる出てくる幼虫の嵐です。
しかし、いくら取り出しても成虫はおろか前蛹(蛹になる前段階の幼虫)すら出てきません。
もう一度周りの土を掘り下げていくと、やっと出てきました。
新成虫♀のノコギリクワガタ!!

やはり、土の中で成虫になるというのは本当でした。

これには一同感動。
立て続けに成虫2♀を追加です!!

で、引っこ抜いた木からは60頭もの幼虫が!!
直径約30cm長さ1.5m位の木から所狭しと幼虫たちが顔やお尻を出していました。

この中に約20頭の幼虫が入っていました。恐るべし、ノコクワ!!

今回の調査は約4時間、3カ所掘ったのですが、当たりは最初の3♀のみ。
あとは体力が持ちませんでした(爆)

限界です・・・・・。

次回は「♂は一体どこにいるのか?」を調査の目標としたいと思います。

ちなみに、掘ったところはきちんと埋め戻しました。
実はこれがいちばんきつかった・・・(;゚Д゚)

 

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